本記事では、ビームせどりに関する疑問にお答えしていこうと思います。
記事の信憑性について
僕のせどり歴は7年ほどです。
開始1ヵ月目が月商55万円で、最高年商6700万円、最高月商が1710万円(AmazonとYahooショッピングの合算)です。(詳しくはプロフィール参照)
過去に1年間せどりスクールの講師を担当。
約150人の人にセミナーや仕入れツアーを実施してきました。
取扱ジャンルは、オールジャンルですが、基本的に新品オンリーです。
新品せどりがメインですので、中古せどりの方にはあまり参考にならないかもしれません。
現在は、組織化・外注化により店舗仕入れ9割を自動化。僕自身は電脳せどり9割、店舗せどり1割くらいで仕入れをし、残りの時間はコンテンツづくり、発信活動をしています。
ビームせどりとは
ビームせどりとは、いわゆるビーム(バーコードリーダー)を使って、商品のバーコードをスキャンしながら行うせどりのことです。
JANコードを読み込んで、アマコードのようなリサーチアプリを使ってリサーチをするというのが今のせどりの主流です。
このJANコードを読み取るには、
・ビーム(バーコードリーダー)
のどちらかを使用します。
手打ちでJANコードを打ち込んでも良いですが、13桁もあるので毎回打ち込むのは非効率です。
ビームせどりのメリット
✔検索スピードが上がる
スマホカメラで読み取るより遥かにリサーチが早くなります。
スマホの場合は、バーコードにピントを合わせないと読み込めないので、ピント調節で時間がかかりますが、ビームの場合は、赤外線なので一瞬で読み取れます。
特に本せどりのような、棚の端から端まで全頭検査をするような場合は、圧倒的に時間短縮になります。
検索スピードが上がれば、その分リサーチできる商品数も増えるので利益商品を見つけられる可能性も上がります。
✔高い棚の値札やカメラで読み取りづらいところでも読み取れる
僕が思うビームせどりが一番力を発揮する場面は、こういった読み取りづらい場所の場合だと思ってます。
ドンキホーテみたいな、かなり高い場所に商品が陳列されている場合、値札のバーコードを読み取るのだけでも、スマホだと結構大変です。
スマホを高いところまで手を伸ばさないといけないので、疲れますし、凄く目立ちます。
ビームであれば、多少高くても、ビームの赤外線が届くので簡単に読み取れます。
また、ガラスケース内の奥の方のバーコードもビームだと届くことが多いです。
ちょっと面倒だなと思うところのリサーチも、ビームがあれば比較的楽にリサーチができるのが最大のメリットですね。
✔使い方次第ではリサーチ行為が目立たない
店内でバーコードを読み取っていると、凄く目立ちます。
スマホを毎回商品にかざしたりしてると、さすがに店員も気づきます。
もちろんビームの場合も、あからさまにリサーチしていると目立ちますが、ビームのあて方次第ではかなりさり気なくリサーチをすることが可能です。
特に後で紹介する、せどりすとプレミアムを使えば、音声読み上げ機能があるので、ワイヤレスイヤホンも併用して、スマホを見ることなくリサーチも可能になります。
ビームせどりのデメリット
✔店員に注意される場合がある
うまく使えば目立ちませんが、とはいえ、転売に厳しいお店はせどらーの行動をよく見ています。
商品にビームをあてているのを見かけたら、速攻注意してくるお店もあるので、こういうお店の場合は注意が必要です。
また、ビームでのリサーチ行為禁止と張り紙されているお店も増えてきているようなので、こういったお店では使わないのが無難ですね。
✔ビーム自体が高価
ビームは結構高いです。
今現在の相場で言うと大体3万円ちょっとくらいします。
安いビームもありますが、まともに使えるものはやはり3万くらいしますね。
✔持ち物が増える
ビームを常に持っておかないといけないので、持ち物が増えます。
ビーム自体はコンパクトですが、財布、スマホ、ポイントカード等とせどらーは持ち物が多いので、持ち物が増えるのはデメリットですね。
ビームはせどりで必須?
そもそもの話になってしまいますが、結論として、ビームはなくてもせどりはできます。
特に今は、スマホのカメラの性能が上がったおかげで、ビームがなくてもそこそこ読み取りが早くなっており、ビームがなくても比較的早くリサーチができます。
僕の場合、せどりを初めて2ヶ月目にはビームを購入したので、その便利さに慣れてしまっていますが、初めの1ヶ月はビームがなくてもそこまで不自由には感じませんでしたね。
まああれば便利だけど、初めのうちはなくても問題ないって感じですかね。
長期的に考えれば、効率化をはかれますし、持っておいて損はないです。
初心者の方は、まずスマホのカメラでバーコードを読み取ることから始めてみて、不便を感じなければまずはそのままカメラでリサーチすれば良いと思います。
ある程度稼げるようになったら、せどりの利益で、バーコードリーダーを買って、さらに効率的に利益を上げていけるようにすれば良いですね。
ビームせどりでオススメのバーコードリーダー
まずはスマホのカメラで良いですが、いずれバーコードリーダーも必要になってくると思うので、僕のオススメのバーコードリーダーを紹介しておきます。
✔OPN-2002i
僕のイチオシはこれです。
OPN-2002iは、KDCよりも少し安い上に、電池持ちが非常に良いです。
レーザーもKDC同様、線が細く遠くのバーコードも読み取れます。(なんならKDCより性能が良い気がしてます)
もう一つ良いところとして、KDCやスマホカメラでは読み取れないバーコードも読み取れる点です。
イオンやドンキでたまに見かけるんですが、以下のような線がつまった?バーコードは、通常読み取れません。
しかし、OPN-2002iだとこういった特殊なバーコードも読み取れます。(ひょっとしたらKDCも設定次第で読み取れるのかもですが…)
デメリットは、連続読み込みが遅いところです。
KDCの場合は、連続読み込みがかなり早いのですが、OPNの場合は、若干次の読み込みまでにタイムラグが発生します。(コンマ何秒レベルですが)
なので、本せどりのような高速で大量にバーコードを読み取るのには不向きかもしれません。
✔KDC200
ほとんどのせどらーはこのKDC200を使っているかと思います。
基本的な機能は上で紹介したOPN2002とほぼ同等です。
OPNよりも読み込み速度が早い点はメリットですが、実はKDCはデメリットが結構多いです。
・潰れやすい
KDCは、長年使っていると、赤外線レーザーの調子が悪くなってきます。
線が照射されるのですが、調子が悪くなると、点になります…^^;
こうなるともう使えないので、修理するか買い換えるしかなくなります。
確か修理代がかなり高かったと思うので、結果的に買い替えた方が安上がりだったかと思います。
・電池持ちが悪い
電池持ちがOPNに比べると悪かった記憶があります。
OPNは電池が0になって使えなくなったという記憶がなく、KDCは頻繁に充電していた記憶があります。
・OPNより高い
現在はOPNが28600円、KDCが31800円で、3000円くらいOPNより高いです。
昔はKDCは4万後半くらいしていたので、さらに高かったです。
僕は3年ほどKDCを使い、調子が悪くなったのでその後OPNを使っていますが、もう3年以上は立ちますが、OPNはいまでも電池持ちが良い上に壊れてません。
トータル的に考えれば、僕はOPNの方が良いと思ってます。今でも現役ですし^^
ビームせどりでオススメのアプリ
✔せどりすとプレミアム
有料アプリですが、ビームを使うなら断然せどりすとプレミアムがオススメです。
一番の理由は、音声読み上げ機能があるからです。
音声読み上げ機能は、バーコードを読み取った商品の粗利やランキングを読み上げてくれる機能です。
これのおかげで、スマホはポケットに入れた状態で、ビームだけを持って、後はイヤホンから流れてくる情報を聞くだけで利益商品がわかります。
条件に合致するものだけ、スマホを取り出してしっかりと仕入れ判断を行うだけなので、更にリサーチの効率がアップします。
無料版のアプリでビームせどりをするのであれば、以下の二択かと思います。
この2つもビームと連携して使うことが可能です。
✔アマコード
✔せどろいど
※せどろいどの使い方は別記事で解説予定
まとめ
まとめると以下の通りです。
- ビームせどりを行うことで検索スピードが上がる
- 高い棚の値札や読み取りづらい場所でも楽にリサーチできる
- ただし、ビームの使用を注意してくる店舗もある
- 店舗によっては使用が禁止されている
- ビームがなくてもせどりはできる
- 効率面、長期的に考えるとビームは持っておいて損はない
- オススメのビーム(バーコードリーダー)はOPN-2002i
- KDCは、壊れやすく、電池持ちが悪いし、ちょっと高い
- ビームせどりにオススメのアプリは、断然せどりすとプレミアム
- せどりすとプレミアムの音声読み上げを活用することでさり気なく目立たずにリサーチが可能
色んなブログでKDCをオススメしていますが、長年使ってきた僕としては正直微妙です。
OPNがなければ、KDC一択で良いと思いますが、せどりのビームと言えば、KDC200!という固定観念が強すぎて、ほとんどの人はこのOPNの存在を知りません。