・ポイントせどりで得たポイントには税金がかかるの?
・ポイントせどりの具体的な方法が知りたい
といった疑問を解決すべく記事を書いていきます。
記事の信憑性について
僕のせどり歴は7年ほどです。
開始1ヵ月目が月商55万円で、最高年商6700万円、最高月商が1710万円(AmazonとYahooショッピングの合算)です。(詳しくはプロフィール参照)
過去に1年間せどりスクールの講師を担当。
約150人の人にセミナーや仕入れツアーを実施してきました。
取扱ジャンルは、オールジャンルですが、基本的に新品オンリーです。
新品せどりがメインですので、中古せどりの方にはあまり参考にならないかもしれません。
現在は、組織化・外注化により店舗仕入れ9割を自動化。僕自身は電脳せどり9割、店舗せどり1割くらいで仕入れをし、残りの時間はコンテンツづくり、発信活動をしています。
ポイントせどりは稼げるけど、税金面で注意
結論言ってしまうと、ポイントせどりはかなり稼げます。
というか僕自身の電脳せどりの8割はポイントせどりです。
そこそこのポイントを電脳せどりで得ています。
具体的な数字はここでは載せないでおきますが、ポイントせどりで得たポイントだけでも生活ができてしまいます。
ポイントせどりが稼げる理由
なぜここまでポイントせどりが稼げるのかというと、理由は簡単です。
これが理由です。
通常のせどりの場合は、利益は一目瞭然だったりします。
例えば、
- 仕入れ値:4,000円
- Amazonでの販売価格:10,000円
- 手数料を差し引いた利益:4,000円
といった感じで、通常のせどりは仕入れを行う時点で、利益がどれくらい出るかというのが、アマコードやFBA料金シミュレーターを使うと一発でわかります。
しかし、ポイントせどりの場合、
- 仕入れ値:40,000円
- Amazonでの販売価格:50,500円
- 手数料を差し引いた利益:400円
というような商品の場合、
と通常のせどらーであれば諦めます。
しかし、ここにポイントがついてきた場合、
という条件が追加されるので、利益は400円でも、付与されるポイントでは4,000円相当分の利益が上乗せされるということです。
つまり、実質的には4,400円の利益になります。
人にも寄って利益の基準は異なりますが、4,400円の利益であれば、僕は仕入れ対象と考えますね。
要は、目に見えない部分、裏を開けて見ると、実は4,000ポイント分利益を上乗せできるという考えができるので、
ここまで考えないせどらーはライバルには該当せず、通常のせどりに比べると利益が取りやすくなってきます。
ここまで話すと、
といった意見をお持ちの方もいるのは事実。
実際、ポイントせどりをやる前は、僕自身、「ポイントは利益ではない」と考えていました。
その場で値引いてくれない以上は、それはないものと一緒と考えていたからですね。
しかし、僕らのようなせどらーの場合、一度仕入れたお店では、また同じように商品を仕入れる可能性が高いわけです。
特に最近では、Tポイント、楽天ポイントといった、“共通ポイント”という種類のポイントが増えてきています。
共通ポイントとは、ポイント付与されたお店だけではなく、その共通ポイントに加盟している店舗全てで利用することが可能なポイントのことです。
Tポイントだと、ヤフーショッピング、ツタヤ、ファミリーマート、エディオン、他にもいっぱいTポイントを貯めたり使えたりするお店が存在します。
例えばヤフーショッピングで得たTポイントを、ファミリーマートで使うことも可能です。※通常ポイントのみ
このことから、ポイントは付与された時点では、利益にはなりませんが、後々お店で使う確率は極めて高いので、そのポイントは利益と一緒というふうに考えるのが妥当ということです。
その方が圧倒的に仕入れの幅が広がりますからね。
ポイントせどりの税金について
ポイントせどりの一つの注意点として、税金面についてです。
通常、せどりで得た利益は、事業所得に該当し、確定申告時に申告して納税する義務があります。
しかし、ポイントせどりの場合は、得たポイントというのは、果たして利益と言えるのかどうかと言った問題があります。
僕は上で利益とは言いましたが、これが果たして税法上では利益と言えるのかどうかという問題です。
結論としては、国税庁は、こういった店から得たポイントというのは、課税対象、つまり利益であるという見解を示しています。
≫参考:企業が提供するポイントプログラムの加入者(個人)に係る所得税の課税関係について(国税庁のサイト)
ただし、現在の法律では、ポイントを対象とした法的制度は存在しないというふうにも言っています。
↑国税庁のページより抜粋
つまり、ポイントを税務上、管理する方法は今のところないということです。
もっと簡単に言うと、得たポイントを確定申告等で申告はできないということです。
と思うかもしれませんが、ちょっと注意すべきは、法整備がされていないだけで、課税対象であるという認識はされているという点です。
つまり、
ということです。
まあこのへんは、正直、法律や税務の話になってくるので、専門家でない僕は明言ができません。
詳しくは、お近くの税務署や税理士さんに相談してみてください。
申告漏れにならないポイントの使い方
上でも述べたように、現時点ではポイントを確定申告等で申告する必要はありません。
申告する制度がないので、申告のしようがないからです。
一応もう少し詳しく述べておくと、ポイントは、使った時点で課税対象となるというふうに国税庁のページでは記載されています。
つまり使わなければ、利益とはみなされません。
ただし、使わないとポイントせどりをやっている意味がありませんよね。
そこで、絶対に今後、申告漏れにはならないポイントの使い方を紹介します。
・得たポイントは仕入れで使う
当たり前といえば、当たり前ですが、得たポイントを仕入れで使えば、それは絶対に申告漏れにはなりません。
なぜなら、仕入れた商品は、いずれ販売するわけなので、販売をしてしまえば、売上として計上されます。
売上に計上される以上は、ポイントを使ったことによって得られた利益となるので、事業所得して計上することが可能です。
この際の、仕入れ価格は、実質0円ということです。
0円で仕入れて販売するので、売上から手数料を引いた額が、実質的な利益(所得)ということになります。
こうすれば、仮にポイントは課税対象と言われても、売上にちゃんと回しているので指摘されることはありませんね。
※補足(2020/02/27)
税理士に聞いたり、色々調べたんですが、全額ポイント仕入の商品の場合は、消費税の観点から、勘定科目を仕入高にし、ポイント値引きが入る前の仕入れ価格で計上した上で、支払い方法を何らかの形で計上しておくのが良さそうです。(雑収入とかが良さそうかな?)
これをやっておかないと、最終的に我々事業者側が支払う消費税の納付額が上がってしまいます。(多く支払う分には税務署はたぶん何も言ってこないでしょうが・・・w)
消費税は、課税事業者のみが意識する部分なので、開業2年以内、年商1000万以下の方はあまり関係ないかもしれません。
ただしこれに関してもやはり僕自身は税のプロではないので、しっかりと税務署や税理士に確認するようにしてくださいね。
・仕入れ以外で使う場合は?
これに関しては、ちょっと明言は避けておきます。
ぶっちゃけ共通ポイントは、いろいろなところで使えるので、仕入れ以外に回すことは可能です。
仮に今現在、仕入れ以外でポイントを使っても、将来的にポイントの法的制度が確立された時点からのポイントが対象になると思われます。
過去にまで遡って、法整備がされていない時点のものは指摘されないでしょう。
ただし僕は専門家ではないので、この辺に関しても、お近くの税務署、税理士さんに聴いてみてくださいね。
ポイントせどりの具体的な方法
ポイントせどりの具体的な方法もここで軽く紹介しておきます。
ポイントせどりと言っても、結構定義は広いので、具体的な方法を説明すると超大作になってしまうので、何種類かだけ解説します。
楽天ポイントせどり
楽天市場の楽天ポイントを利用したポイントせどりが、今現在では主流ですね。
楽天ポイントは、SPUというポイントアップサービスがあり、これを最大限活用することで、かなりポイントを獲得することが可能です。
SPUはいまのところ、最大16%還元されます。
例えば1万円の商品を買えば、1600ポイント分もらえるということになります。
もはやこれは16%オフと同等と考えられるので、仕入れの幅は相当広がります。
普通に利益計算しただけでは絶対仕入れられないものが仕入れ対象となるわけです。
注意点としては、SPUの最大16%還元には、それぞれのポイントアッププログラムに上限ポイントが存在するということです。
いつまでも16%還元されるわけではなく、一定の上限ポイントまで獲得すると、還元率は下がります。
SPUの各ポイントアッププログラムの詳細については以下の記事で解説していますので参考にしてください。
ヤフーショッピングポイントせどり
ヤフーショッピングもかなり高還元でポイントを得ることが可能なショッピングサイトです。
具体的に貰えるポイントは、
- Tポイント
- PayPayボーナスライト
です。
PayPayボーナスライトは、キャッシュレス決済のPayPayで使えるポイントみたいな制度です。
ポイントという定義はされていませんが、実質ポイントと同等です。
Tポイントも様々な店舗で使うことができますが、ペイペイは今、爆発的に提携店舗が増えてきていて、使える店舗はめちゃくちゃ多くなっています。
特に個人店等でも使えるお店が増えているので、ヤフーショッピングで得たPayPayボーナスライトを個人店で使うということも可能です。
dポイントせどり
dポイントも比較的溜まりやすいポイントの一つで、ポイントせどりと相性が良いです。
dポイントは定期的にキャンペーンをやっていることが多く、20%還元といった、大盤振る舞いなキャンペーンをやっていることが結構あります。
こういうキャンペーンの際に、うまく仕入れを行うことで、dポイントを得ることが可能です。
具体的なdポイントが使えるお店は、以下の加盟店一覧を御覧ください。
僕のオススメは、◯ジマとか◯かりTVとかオススメです笑
あえて、伏せておきます笑
なお、電脳せどりのリサーチ方法等を知りたい場合は、メルマガ読者限定にはなりますが、僕が作成した無料マニュアルで詳しく解説しています。
今のところ、無料で全部読めますので、興味ある方は、以下から申請してください。
≫「完全在宅電脳せどりスタートアップマニュアル」を無料プレゼント中
まとめ
まとめると以下の通り
- ポイントせどりはかなり稼げる
- 通常せどりでは見えない部分を見るから稼ぎやすい
- ポイントも利益と捉えることで仕入れの幅は広がる
- ポイントは税制面で注意
- ポイントは課税対象として国税庁は認識
- ただし、現時点では法整備されていない
- ポイントの使い方は重要
- 詳しくはお近くの税務署、税理士へ
- ポイントせどりは、楽天、Yahoo、dポイントがオススメ
今後、ポイントに関する法整備はどうなるかわかりませんが、現時点でポイントを活用しない手はないです。
しっかりポイントをゲットして、せどりの利益を上乗せしていきましょう!