このような方向けに、初心者せどらーがやってしまいがちな失敗から、やってしまうと取り返しがつかないような失敗と、それらの失敗をしないようにする回避策や対処方法を解説していきます。
記事の信憑性について
僕のせどり歴は7年ほどです。
開始1ヵ月目が月商55万円で、最高年商6700万円、最高月商が1710万円(AmazonとYahooショッピングの合算)です。(詳しくはプロフィール参照)
過去に1年間せどりスクールの講師を担当。
約150人の人にセミナーや仕入れツアーを実施してきました。
取扱ジャンルは、オールジャンルですが、基本的に新品オンリーです。
新品せどりがメインですので、中古せどりの方にはあまり参考にならないかもしれません。
現在は、組織化・外注化により店舗仕入れ9割を自動化。僕自身は電脳せどり9割、店舗せどり1割くらいで仕入れをし、残りの時間はコンテンツづくり、発信活動をしています。
よくあるせどりの失敗①【リサーチ系】
初心者に関わらず、中、上級者でも、リサーチミスはよくあります。リサーチは奥が深いので失敗ゼロで結果を出すことは難しいですが、ここではよくあるやりがちな失敗を挙げていきます。
価格差だけを見て売れ行きの判断をせず…いつまで経っても商品が売れない…
ワゴンセール等で定価1万円の商品が9割引で1000円で売られていた。Amazonで調べてみると7000円で販売されているので利益が取れると思い仕入れて見たものの、1ヶ月経っても、2ヶ月経っても一向に売れず…
回避策
せどりの初歩の初歩でやってしまいがちなミスですね。
せどりをする上で重要な事は、価格差も大事ですが、それ以上に本当に売れるのかどうかという判断です。いくら価格差があっても、売れない商品だったら仕入れてもタダのゴミ同然です。
keepa等の仕入れ判断ツールでその商品情報を確認し、1ヶ月で何個売れる商品なのかをしっかり確認しましょう。
以下の記事も参考にどうぞ
対処方法
売れないものを仕入れてしまった時は、
・リサイクルショップに買い取ってもらう
のどちらかで処分してしまいましょう。
赤字になる可能性は高いですが、売れ残って在庫スペースを取ってしまうことや資金が在庫に変わって動かない状態の方がリスクですので、早めに処分してしまいましょう。
商品を仕入れた直後、出品者が急増、価格が下落し、赤字になった
量販店のセール商品を利益が出ると判断し、仕入れたものの、納品して販売し始めた途端、出品者がみるみる増え、中々売れずに皆が値下げ合戦を始めた。本来利益が出るはずだったのに、どんどん価格が下がり売れたけど赤字になった。
回避策と対処方法
これも初心者あるあるです。まず出品者が急増し価格が下がってしまった要因を探りましょう。
この失敗のよくある要因としては、全国チェーンのお店で一斉に値下げされたセール商品を仕入れてしまっているパターンです。
仕入れ判断を行った時点では利益も出て、販売スピードも良い商品でも、出品者が増えれば自分が売れる番が回ってくるまで時間がかかることになります。
例えば、月に100個売れる商品で出品者が10人いた場合は、単純に割れば一人が月に売れる数は100個÷10人で10個となります。
これがもし全国セールで全国のせどらーが新たに90人仕入れたとしましょう。
そうなった場合、一気に出品者が100人になるため、一人が月に売れる数は100個÷100人で一人1個です。
もしこれを仕入れ判断時に月10個売れると思って10個仕入れていたら、単純計算しても10ヶ月かかる計算になります。
さすがに10ヶ月も売り切れるまで待ってられない!と他のライバルも考えるので、皆が我先に売り切りたいと思い、どんどん価格を下げ始めます。
これがこの失敗の要因です。
これを解決するためには、安易に全国チェーンのセール商品に手を出さないことも一つの回避策です。
もし全国チェーンのセール商品を仕入れる場合は、
・超高回転なものだけを仕入れる
・値下がったら価格が戻るまで、売らずに放置する(資金に余裕がある場合)
といった対応が必要になります。
この失敗例の解決策は、結構奥が深いので、他の記事でもいずれ解説しようと思います。
価格相場の確認が浅かった
Amazonで1万円で売れている商品がドン・キホーテで4000円で売られていた。keepaで売れ行きを確認してみると、販売スピードはそんなに早くないものの、ポツポツと売れていたので仕入れてみたら、出品したときには大きく値崩れしていた。
後に確認してみると、実はAmazon以外のネットショップでは6000円で売られていた。単純にAmazonが価格相場に見合った価格で販売されていなかっただけだった。
回避策
このパターンの失敗も店舗せどりをやっているとたまに起こります。店舗せどりだとAmazon価格は確認しても他のネットショップの価格の確認をしない人って結構多かったりします。
Amazonはネット通販最大手なので、多少高くても売れたりします。ネットで買い物する時はAmazon一択という人もいるからです。
しかし皆がそうではないのでやはり楽天やヤフーショッピング等、他のショップでの値段も調べた上で商品を購入する人も多数います。
Amazonだけが相場よりかなり高い場合、たまに売れたりはしても、やはり売れ行きは悪いです。
売れ行きが悪ければ、価格相場に合わせてくる出品者が現れるのは自然の摂理です。
仕入れを行う前には必ずAmazon以外のネットショップの価格相場も調べた上で、価格下落が起きないかどうかを予測して仕入れを行いましょう。
対処方法
このパターンの失敗仕入れは、価格が戻るのを待つよりも最低価格に合わせて早めに売ってしまうのが無難です。
価格がいつ戻るかはわかりませんし、潔く失敗を認めて資金回収をし、次の仕入れに回しましょう。
1つのサイトでしか価格を確認していない
電脳せどりで、ビックカメラ.comで安い商品を見つけて仕入れてみたら、直後にAmazonの価格がみるみる下落し始めた。原因を調べてみると、実は楽天市場でビックカメラより更に安く販売しているショップがあり、ライバルがそこから大量に仕入れていたのが原因だった。
ビックカメラ.comで仕入れた値段では太刀打ちできず、泣く泣く赤字で損切りした。
回避策
1個上の失敗パターンと似た失敗ですが、これは、仕入れた商品が実は他のお店の方が遥かに安い価格で売られていたというパターンですね。
いくら利益が出る仕入れ価格だったとしても、他でもっと安く大量に売られていれば、ライバルはそのお店から仕入れます。
せどりは如何に安く仕入れられるかが非常に重要なので、こういう失敗を起こさないためにも、有名どころのお店のその商品の価格は一通り調査するようにしましょう。
幅広くリサーチする癖をつけるようにしておけば、もっと良い条件で仕入れを行えるチャンスを見つけられるようにもなるので、必ず実践しましょう。
対処方法
このパターンも早めに損切りして資金回収が正解です。
例外的に、超高回転商品で、価格を下げてきているライバルの総在庫数がそこまで多くないと判断できるような場合は、価格が戻るのを待つという場合もあります。
しかし、初心者の方がここまで判断するのは難しいかもしれないので、早めの損切りがベターですね。
利益商品が見つからない
近所のお店を回っても、全く利益商品が見つからず、全然せどりで稼げない。
回避策と対処方法
これは失敗というか、せどりで稼ぐ上での根本的な問題ですね。
一言で解決策を提示するのは難しいですが、なぜ仕入れられないのか?という原因を探ることが大切です。
・リサーチしてる店舗が偏っていないか?
・特定のジャンルしかリサーチしていないのではないか?
・そもそもリサーチの仕方を間違っていないか?
等々、考えられる原因はいくらでもあります。
せどりはいつも簡単に利益商品が見つかるわけではないので、根気よく行動し、自分の中で仮説を立てつつ、実際にそれを検証してみる、を繰り返しつつ、自分にあったノウハウを確立していくことが大切です。
以下の記事も参考にしてみてください。
仕入れた商品が型番違いで利益がでなかった
店舗で仕入れた商品を納品時に確かめてみたら違う型番の商品だった。
回避策
仕入れてみたものの実はよく似た型番違いの商品だったという失敗はやりがちなミスです。
値札のJANコードでリサーチしたら利益が取れると判断したけれども、その値札の棚に置かれているのは実は違う商品だった…なんてこともよくあります。
違う型番でも利益が出れば良いですが、大体の場合、違う型番では利益が出ないことがほとんどだったり…
対策としては、仕入れる際に必ず現物商品のJANコードをその場で確認することです。
ほとんどの場合、JANコードが一致していればまず間違いなく型番違いを仕入れることはありません。
また電脳せどりの場合は、注文する前に必ず商品ページの詳細情報を確認することです。たまに、機能が同じだからといって、登録JANとは違う製品を送ってくるような業者もいたりしますので。
対処方法
違う型番商品を仕入れてしまった場合は、損切りで売ってしまうのも一つの手ですが、仕入れたお店に返品するというのが一番ダメージが少ない対処法です。
お店側の販売方法に問題があるというパターンも多かったりするので、正当な理由で返品が可能です。
ただし、お店に迷惑がかからないようにしましょう。大量に同一商品を仕入れて、全部返品なんてことはやめましょう。それは完全に仕入れる前の確認不足が原因ですからね…
利益が取れていたのに再販売ができない状態で返品され、大赤字に…
3万くらいする高単価商品を仕入れて、販売したものの、購入者から返品された。返品レポートを確認すると、販売不可の状態だったため、仕入れ代3万円分がまるまる赤字に…
回避策
Amazonには問答無用で購入から30日間は返品可能というルールがあります。
こればかりは中々自分ではコントロールできない問題なのですが、返品されやすそうな商品を避けるという対策は可能です。
具体的には、仕入れ判断の際に、その商品のレビュー情報を確認します。
まず、レビューの星の数が3以下のものはかなり警戒したほうが良いです。
実際にレビューの内容を確認し、購入者がどういう評価をしているのかまで確認します。
「すぐ壊れた」「商品情報とは機能が異なる」等々、返品される要因となり得る内容が書かれていないかをチェックします。
上記のようなレビュー文が多い場合は、利益が取れるとしても返品リスクを考慮して仕入れないという判断をすることも大切になってきます。
対処方法
販売不可で返品されてしまった場合は、返送をかけて、商品の状態を検品します。
検品の結果、
・使用の形跡があれば、検品して問題箇所を特定し、状態にあったコンディションで再出品
・明らかに故障している場合は、廃棄かジャンク品として買取業者に買い取ってもらう
・または、修理依頼ができそうであれば修理をして中古として再出品
・明らかに返品された商品が自分が出品したものと違う場合は、テクニカルサポートに連絡
といった感じで対応します。
販売不可の返品商品は、検品等が面倒なので後回しにしがちですが、少しでも資金回収ができるようにしていきましょう。
急にAmazon本体が復活して全く売れなくなった
価格差や販売スピードも問題なく、他のネットショップの相場価格も問題ないものを仕入れたものの、ある日突然、Amazon本体が出品し始め、利益の取れる価格で売れなくなった。
Amazon本体がいるとカートが中々取れないため、Amazon本体よりもさらに価格を下げてなんとか売れたものの、大赤字になった…
回避策
Amazon本体は基本的にとんでもなく安い価格で出品してくることがほとんどです。
元々、Amazon本体がいない前提で仕入れ判断を行っていたものがいきなりAmazon本体が現れたら、太刀打ちするのはかなり厳しいでしょうね…
このパターンの失敗は、正直避けようがない場合がほとんどで、Amazon本体が現れたら、持っている在庫がどの程度かを判断して損切りするか、Amazon本体が在庫切れするのを待つか、を判断します。
すぐにAmazon本体が在庫を切らすパターンも多いので、あまり慌てて価格を下げないというのも一つの対策です。
あとは、仕入れ判断の際に、keepa等で過去にAmazon本体が復活してないかどうかをしっかり調べることも大切です。
基本は3ヶ月の波形だけを確認する人がほとんどですが、1年くらい前までは波形を確認してAmazon本体が復活していないか確認するのが良いでしょう。
よく見たら定期的にAmazon本体が復活しているような商品は、あまり大量に仕入れないといった対策が必要になってきます。
対処方法
Amazonが復活したら、在庫切れを待つか、損切りして売るかの二択ですが、損切りして売る場合、Amazon本体と価格をあわせていても中々売れません。
理由はAmazon本体の方が遥かにカート取得の優位性があるからです。
この場合、Amazonよりも更に安くする必要があります。
Amazonよりどれくらい安くすれば良いのかはジャンルによっても変わってきますが、1円2円程度安くしただけでは中々売れないので、10円~100円単位で安くしつつ、カートが取れているかを確認しながら売るのが良いでしょう。
出品制限を確認していなかった
利益が取れると思って仕入れたものの、いざ出品しようとしたら実は出品ができない商品だった。
回避策
これも初心者さんがよくやりがちな失敗です。
特に新規セラーの場合、出品規制がかかっている商品がかなり多いので、仕入れる前に必ず出品規制がかかっていないかをAmazonセラーアプリで確認する必要があります。
出品規制や危険物の確認方法は以下の記事が参考になります。
対処方法
出品制限がかかっている場合は、
・出品許可を申請する
・他販路で売る
のどちらかになります。
出品許可申請をする場合は、そのメーカーや商品ジャンルの商品を卸業者から仕入れたという請求書の写し等が必要になってきます。量販店等の領収書では通りません。
許可申請のハードルが高い場合は、他販路で売ることを考えましょう。
メルカリやヤフオクであれば、ほとんどの場合、価格を相場にすれば売れていきます。
最悪、どこにも売れないとなった場合は、リサイクルショップ等に買い取ってもらいましょう。
よくあるせどりの失敗②【商品の状態確認ミス】
リサーチの失敗に似ていますが、商品確認を怠った失敗も結構あるあるです。
仕入れた商品が不良品や中古品だった
・仕入れた商品が不良品で新品として販売ができない
・販売後、購入者から中古が届いたとクレームが入った
回避策
僕自身これも何度か経験があるんですが、新品と思って仕入れたものが実は展示品だったとか、中身が割れていたとか、そういったクレームが何回かありました。
このパターンのミス?は、商品の中身の問題なので完全にゼロにするというのは難しいかもしれません。ただし、出品者側でできるだけゼロに近づける努力は可能です。
具体的には、
・割れやすい素材の商品の場合は、商品を傾けたりして、中身が割れていないかを確認。
・FBAの倉庫内での破損の可能性もあり得るので、自己発送で出品する。
・信用できない店からは仕入れない
僕の経験上、鍋や水筒とかの商品は、店舗に陳列されているものを勝手に箱から開けて確認する客がいます。
元の状態にちゃんと戻してくれれば良いのですが、大抵の場合、クチャクチャにして戻してます…
こういう商品を仕入れて販売してしまうと、神経質な購入者の場合、新品じゃないと判断されてクレームに繋がったりします。
また、在庫管理等がいい加減な店も存在して、展示品を箱の中に戻して、新品と混ぜてしまって売ってるようなところもあったりします。
そういうものが混ざっていないかを、仕入れの段階で開封跡がないか?といったところをしっかりと確認して仕入れるようにしています。
対処方法
不良品や展示品だと仕入れてから気づいた場合は、購入した店舗に連絡し、返品させてもらいましょう。
付属品が欠品していた
仕入れた商品を販売したものの、「付属品がついていない」という理由でクレームが入ったり、返品された。
回避策
展示品や中古品を仕入れたりする場合、確認漏れで付属品が足りていなかったということもありますし、ゲームソフトやおもちゃで、初回限定特典等が実は付属していないとダメな場合があったりします。
具体的には以下のような商品です。
こういった商品は商品タイトルに特典付きと記載があります。
上の商品の場合は商品説明文に、予告なく配布終了する場合があると注意書きがされているので仮に特典がなくてもまだ良いのですが、こういった記載がなく、タイトルに特典付きと記載されている商品があったりします。
JANコードだけで判断していると、こういった特典付きかどうかというのは見逃しがちなので、なるべく仕入れる際は商品タイトルや商品説明までしっかり確認した上で、足りていない付属品等がないかをチェックするようにしましょう。
対処方法
付属品が欠品していた際は、購入先に付属品があるかを確認し、あればもらいましょう。
ない場合は、中古の該当するコンディションで出品しましょう。
よくあるせどりの失敗③【売り時ミス】
売り時ミスは、初心者に限らず誰しもがやってしまいがちな失敗です。売り時はせどりの中でも非常に難しい判断の一つです。
販売タイミングを逃して赤字
・仕入れた商品をすぐに納品せずに放置してたら、いつのまにか値崩れしてしまって利益が出なくなっていた…
・テレビで話題になってた商品がネット上で高騰していたので、そこらじゅうで回収していざ販売しようとしたら一気に価格下落して、大赤字になった…
回避策
まずせどりの基本ですが、仕入れを行った時点が一番の売り時と考えます。
つまり仕入れたら基本的には速攻納品して即売りするのが基本です。
ある程度、市場の供給予測や価格推移の予測ができるようになっているのであれば、多少寝かせてから売ったりするのもアリですが、初心者の方には少しハードルが高いです。
なので、どれだけ仕入れることが楽しくても忙しくても、商品を仕入れたのであれば、すぐに納品するか、そもそも仕入れないという選択をすることも必要です。
FBAに納品するのがどうしてもできない場合は、自己発送で出品も考慮に入れた上で利益計算すると良いでしょう。
テレビで話題になっているようなトレンド系商品に関しては、普通のせどりよりも遥かにスピード勝負になります。
ライバルよりもいち早く仕入れて、いち早く売り捌くというのがトレンド系で稼ぐ王道かと思います。
ちなみに僕自身はほとんどトレンド系商品は仕入れません。(年末を除く…)
理由は簡単で、難しいからです。価格変動が激しすぎたり、ライバルが多すぎるので手を出さないようにしています。
それでもトレンドをやりたいという方はとにかくスピードを重視してください。
対処方法
売り時を逃してしまったら、諦めて損切りしましょう。
keepa等で出品者の増減等を見ながら、少し待つといった選択肢もありますが、どうしてもその間、資金が在庫に留まってしまうので、次の仕入れで挽回すべく、さっさと売って資金回収するのがベターです。
寝かせ系商品で価格が上がらず下落
レゴやおもちゃの廃盤商品を大量に仕入れ、価格が上がったタイミングで売ろうとしているけど、一向に価格が上がらない。むしろ価格が下落してきてしまった。
回避策
寝かせ系商品の場合、通常のせどりよりも更に難しい判断が必要となります。
通常のせどりは、その時の相場で利益が出て売れるかどうかを判断すれば良いのですが、寝かせ系は、数ヶ月~1年といったスパンで、値上がり予測、回転予測をしないといけません。
そういった予測をするためには、仕入れる商品ジャンルの深い知識と幅広い情報が必要になってきます。
ちょっと調べたくらいでは寝かせ系商品の予測はできないと思った方が良いです。
僕はかれこれ8年せどりをやっていますが、寝かせ系のせどりはほとんどしません。
というか寝かせている商品は基本的に不良在庫です…
世界情勢や景気等、商品の価格を左右する要素は様々です。
数ヶ月先にどうなっているかなんて確実に当てられる人はいないので、僕は寝かせ系は初心者の時点では手を出さないのがベターかなと考えています。
もしそれでも寝かせ系をやりたいという方は、余剰資金の範疇でやりましょう。もはやせどりというか投資の世界ですね。
対処方法
寝かせ系やレゴ投資等の世界では、上がるまで寝かせ続けるが正解なんでしょうが、ほとんどの場合はは仕入れ判断時点で失敗している場合が多いかと思います。
ですので、まずは資金を回収することが大切で、損切りしてでも売りさばいてしまうのが良いでしょう。
予測仕入れの判断ミス
家電商品でそろそろ廃盤(生産終了)になるであろうものを、その時点では利益が出ないが、在庫があるうちに大量に回収した。ところが、廃盤になっても一向に価格は上がらない。
それどころかAmazon本体が1000個以上在庫を持っていていつになったらAmazon本体が在庫切れを起こすのかわからない。大量の在庫が売れず、資金繰りが圧迫してしまった。
回避策
寝かせ系と似たような失敗ですが、廃盤商品=儲かる商品というのがそもそもの間違いということに気づきましょう。
基本的にはこういう流れなので、供給が止まっても、市場在庫がまだまだ大量にあれば、価格は上がりません。
予測仕入れは、寝かせ系同様、かなりの商品知識と市場調査が必要となります。
これがある程度把握できれば予測仕入れはうまくいくと思います。
対処方法
寝かせ系商品と同様にまずは資金回収が大切です。
Amazon本体が大量に在庫を持っている場合は、Amazonより価格を下げるしかないので、価格を下げて売り抜きましょう。
よくあるせどりの失敗④【仕組みの理解不足】
正しく勉強せずにせどりを始めると確実に失敗します。僕も一番初めは、何もよくわからずに商品を仕入れて失敗しました。
Amazon手数料の事を知らなかった
Amazonで6000円で売られてるものを5000円で仕入れたら1000円利益が出ると思ってたら、実はAmazon手数料で1000円以上持っていかれることを後で知り、赤字になった。
回避策
これは僕がまだせどりの事を何もわかっていない状態で、初めて仕入れて売った時の失敗例です…
当時はAmazonの手数料のことすら全く頭にありませんでした。
解決策というか、初歩の初歩のことですが、手数料をしっかり計算に入れた上で利益が取れるかを判断しましょう。
そのためには、Amazonセラーアプリやアマコード、せどりすとプレミアムといったリサーチアプリでしっかり利益計算を行いましょう。
keepa等の仕入れ判断ツールの存在を知らなかった
売れているかどうかの判断は、価格ドットコムのランキングで判断していた。そもそもAmazonランキングの存在も知らず、かなり大雑把な売れ行き予測のみで仕入れを行っていた。
回避策
これも初期の初期に僕がやらかしてたミスです。
当時はモノレートという仕入れ判断を行うサイトがありましたが、僕はそれすら知らずにただ価格ドットコムでランキング上位のものを仕入れようとしていました。
今思えば確かにその判断方法もあながち間違いではありませんが、あまりにも無知過ぎて仕入れられる商品の幅が相当狭かったです。
今はkeepaやモノトレーサーといった便利なツールがあるので、めちゃくちゃ正確に仕入れ判断を行うことが可能です。
勘、博打仕入れで失敗
「この商品は、昔のモデルがこれだけ値上がりしてたから、これも価格が上がるだろう。」
「なんとなくこの商品は品薄な気がする」
なんとなくの予測で仕入れて、結果、値段が上がらずで赤字になった。
回避策
せどりはギャンブルではありません。確実に利益を出せるノウハウが存在します。
勘や博打で仕入れたくなる気持ちはわからなくもないですが、しっかりとデータにもとづいて仕入れ判断を行うことが大切です。
送料・保管料で赤字
後々確認してみるとこの商品は大型で、月の保管手数料が300円かかっていることが判明。
3ヶ月FBAの倉庫に保管されていたので、保管手数料が900円近くかかって、結果、ほぼ利益がとれなかった。
回避策
送料も保管手数料も、初心者が見落としがちな手数料です。
FBAからお客さんの元への送料は、基本的にAmazonセラーアプリやせどりすと等のリサーチアプリには、FBA発送手数料は加味された上で利益計算を行ってくれています。
ただし、納品時の送料に関しては利益計算に含まれていないため、自分である程度把握する必要があります。
例えば、標準の小型商品だったら、140サイズダンボールに20個くらいは入ると考えて、140サイズ送料800円と仮定した場合、800円÷20個で1個あたり40円の送料がかかることがわかります。粗利が数百円のものでも送料が40円だったら利益は残ります。
大型だったら、1個あたり500~1000円くらい送料がかかると判断したら、粗利が1000円程度のものではほとんど利益が残らないことがわかります。
保管手数料に関しては、大きさに比例するので、小さければ小さいほど保管料は少なく、大きければ大きいほど保管手数料は高くなることを覚えておきましょう。
100サイズを超えるような大型商品になってくると1個あたり月に数百円の手数料がかかってきますので、ある程度粗利のあるものを仕入れるようにしましょう。
よくあるせどりの失敗⑤【ツール系】
せどりには便利なツールが多数存在します。しかし、使い方を誤ると諸刃の剣になってしまうので注意が必要です。
リサーチツールの検索結果を過信してしまった
自動リサーチツールでリストアップされた商品を仕入れたが、すぐに値下がりしてしまい赤字になってしまった。
回避策
世の中には、自動で利益商品を教えてくれるようなリサーチツールが少なからずあります。
一見、非常に便利なように思えるのですが、こういったツールは、価格差があるものを自動で抽出しているだけに過ぎません。
実際に売れているのかどうかは結局のところ自分の目で確認しないとわかりません。
あと、自動リサーチツールで発見できるような商品は、同じツールを使っている人も同様に見つけている可能性が高いです。
そういった商品は、通常、店舗で見つけられるような利益商品よりも値下がりリスクが高いことも理解しておくことが必要となってきます。
価格改定ツールの使い方を理解せず、意図しない価格で売ってしまった
価格改定ツールの使い方があまりわかっておらず、適当に設定したら、全て最安値で売られてしまい、本来取れる利益額よりも少なくなってしまった。
解決策
価格改定ツールにより使い方が違うので一概には言えませんが、ほとんどの場合、”最安値”、”FBA最安値”、”カート価格”といった設定があるかと思います。
最安値に合わせてしまうと、自己発送の出品者がFBAよりも安く出品している場合、自分がFBAで出品していたとしても、自己発送の最低価格に合わせてしまうことになります。
Amazonは自己発送の出品者より多少価格が高くてもFBA出品者から買われる傾向があります。
そのため、基本的にはFBA出品者の最低価格に合わせる設定をしておく必要があります。
再度、価格改定ツールのマニュアルを確認しましょう。
よくあるせどりの失敗⑥【規約違反】
規約違反系の失敗は、一発でアカウント停止になる可能性があるので、絶対に避けるべき失敗です。
ここにやってしまいがちな規約違反を列挙しますので、同じ失敗を起こさないようにしましょう。
出品ルール違反
・展示品が綺麗な状態だったので新品コンディションで出品した。
・フリマで未使用品を仕入れて新品で出品した。
回避策
これらは明確な規約違反となります。
いくら綺麗な展示品だったとしてもそれを新品コンディションで売ってはいけません。
ぱっと見はきれいだったとしても、購入者が実際に使用してみて初めて新品ではないと気づく部分があったりもします。
フリマアプリで仕入れたような商品は、個人から仕入れた商品に該当するため、たとえ未使用品でも新品で出品することはできません。
特にフリマやオークションサイトで仕入れた場合、出品していた側が正しい説明で商品を出品していない可能性もあり得ます。
それをAmazonで新品で販売してしまうと、購入者が新品ではないことに気づきクレームやアカウント警告につながり、最悪の場合、アカウントが停止させられます。
同じようなミスをしないためにも、まずはAmazonセラーセントラルのヘルプページから、コンディションガイドラインを熟読しましょう。
その上で、正しい出品コンディションで正しく出品を行いましょう。
≫コンディションガイドライン(セラーセントラルのログインが必要)
納品ルール違反
回避策
納品ルールを守らずに納品してしまうと、Amazonからお叱りを受けます。最悪の場合、FBAの利用ができなくなります。
特にハサミやカッターナイフをダンボールの中に混入させてしまうミスは、FBAの従業員が怪我をする恐れがあるため、かなり厳しい措置が取られる可能性があります。
まずは、ルールをしっかりと理解しておくことが必要ですので、Amazonセラーセントラルのヘルプページより納品の箇所を熟読しておきましょう。
以下のページは納品不備にかかわる内容がまとめられていますので、合わせて読んでおきましょう。
また、カッター等の危険物の混入を防止するために、僕の事務所には必ずハサミとカッターは一つずつしか置かないというルールを作っています。
そして、使い終わったら必ず所定の場所に戻すと決めているので、梱包が終わったあとに、所定の場所にハサミとカッターが置いていなければ、どこかに混入してしまっている可能性があるということがわかります。
出品禁止商品を仕入れてしまう
家電量販店で利益の取れるマッサージ機を見つけて仕入れた。いざ出品してみると、管理医療機器に該当するとの警告がAmazonから来て、販売ができなくなった。
回避策
Amazonには、出品が禁止されている商品があります。
特にせどりをやっていて仕入れてしまいがちなものは、
・血圧計
・酒類
この辺かと思います。
他にも色々ありますので、以下のページは確認しておきましょう。
誤発送
FBAの商品ラベルをはり間違えてしまい、お客さんが注文した商品とは別の商品が届いてしまった。後にAmazonのアカウントスペシャリストから警告がきて、危うくアカウント停止になるところだった。
回避策
実際これは僕がやってしまったミスで、お客さんはハードディスクを注文したのに、届いた商品は電動歯ブラシでした。
なぜこんなことが起きてしまったかというと、納品時に商品ラベルを印刷し、商品のバーコードが隠れるように商品ラベルを貼っていくのですが、その際にハードディスクに電動歯ブラシの商品ラベルを貼り付け、電動歯ブラシにハードディスクの商品ラベルを貼り付けてしまっていたのです。
FBAの倉庫のスタッフは、貼り付けられているラベルのバーコードを読み取って商品登録をするだけで、商品が本当にそのラベルと一致しているかまでは一切確認していません。
そのため、ハードディスクを注文したお客さんに電動歯ブラシが届いてしまいました…
このミスを起こさないためには、商品ラベルを貼り間違えない仕組みを確立する必要があります。
具体的には、納品一覧表を作り、そこにJANコードと商品ラベルのFNSKUを記載します。
その表のJANコードとFNSKUを毎回確認しながら商品ラベルを貼っていくことで、ほぼほぼ貼り間違いはなくなります。
商品ラベルには、商品タイトルが印字されているのですが、その情報は最後まで印字されておらず、タイトルの確認だけでラベルを貼っていくと、高確率で間違えるので注意しましょう。
対処方法
万が一、購入者から違う商品が届いたといったクレームや、商品ラベルの貼り間違いが発覚した場合は、その商品と一緒に納品した商品は即座に全て出品を終了し、返送をかけましょう。
一つ貼り間違いが存在するということは、本来貼るべき商品にも、違う商品ラベルが貼り付けられていることは確実です。
二度同じクレームが入ると、アカウント的にはかなり危ない状態になりかねないので、一刻も早く出品を取り下げましょう。
出品終了の方法は、
で可能です。
説明文の記載漏れ、誤り
コンディション説明欄に、特典ありと記載し、特典付き商品を販売したが、その後、追加納品した商品には特典はついておらず、特典ありと記載したまま販売してしまい、お客さんから特典がついていないとクレームを受けた。
回避策
これは僕もたまにやりがちなミスなんですが、同一商品をリピートで仕入れた際は、必ず再度コンディション説明欄を確認する癖をつけましょう。
また、自動出品ツールで出品している場合、コンディション説明欄はテンプレートの同一文で登録されますので、他の商品と異なる場合は、手動で説明文を修正するようにしましょう。
よくあるせどりの失敗⑦【法律系】
法律系は失敗というかそもそもやってはいけない行為がほとんどです。知らない間に犯罪行為となっている場合もあり得るので理解しておきましょう。
古物商を取らずに中古出品
中古(古物)を販売する場合は必ず古物営業許可証を取得しましょう。
ちなみに、展示品を中古のコンディションで販売するのには、古物商は不要です。
量販店等で販売されている展示品は古物に該当しませんので。
偽物を仕入れてしまった
偽物を売るのは違法行為ですので注意しましょう。
偽物を掴まされないためにも、
・フリマからは仕入れない
・偽物が多いブランドは仕入れない
という対策が必要です。
商標権侵害、真贋調査
・出品した商品に、偽造品疑いをかけられ出品停止となった。
・出品していた商品が、メーカーから商標権侵害と警告メールがきた。
回避策
転売に非常に厳しいメーカーがたまにあって、こういったメーカーの商品を出品すると、ほぼ確実にメーカークレームや偽造品疑いで通報されてしまいます。
しっかりとした対応をすれば、あまり問題にはなりませんが、最悪の場合、アカウント停止になる場合があります。
まず、こういった疑いをかけられないようにするためには、転売にうるさいメーカー商品は仕入れないということが大切です。
転売にうるさいメーカーの見分けかたは、
・出品者の評価数が4桁、5桁ばかり
・せどらーと思わしき出品がいない
・価格がずっと一定
・たまに出品者が増えてもすぐいなくなっている
・keepaのランキング波形と出品者の減少波形が明らかに一致しない
・メーカーホームページに転売や偽物に対しての記載がされているかどうか
こういったデータを元にある程度、転売に厳しいかどうかが判別できます。(これ以外は絶対大丈夫と保証するものではありませんが…)
無申告
せどりは立派な事業です。年間20万円以上の利益が出ている場合は、必ず確定申告を行いましょう。
Amazonでせどりをやる以上、売上データから何から何まで全て記録されています。
バレないと思って申告していない人は、これ見たらすぐに申告処理してください。
絶対バレますから・・・
よくあるせどりの失敗⑧【資金繰り系】
仕入れも販売もそこそこ上手く行っているにも関わらず、途中で挫折してしまう人の多くの原因は、資金管理にあると思っています。
資金繰り、キャッシュフローをしっかりと管理しているせどらーはかなり少なく感じています。
うまくいってる時こそ、資金管理をしっかりと行いましょう。
資金枯渇
せどりを始めて、そこそこ仕入れはできているけど、気がつけば在庫が溜まり、手元の現金がほとんどなくなってしまった。
対処方法
まず在庫が溜まってしまう原因のほとんどは、仕入れ判断の甘さです。
資金が少なければ少ないほど、販売スピードの早い商品を仕入れないと資金がうまく回りません。
まずは一旦仕入れをストップして、在庫を減らして現金を増やすというところに専念しましょう。
クレジットカードの使い方を誤る
リボ払いや分割払いを多用してしまい、総支払額がすごい額に…
そもそも利益が出ているのかどうかもわからなくなった…
対処方法
まず、リボ払いを使っての仕入れは絶対に行ってはいけません。
新品せどりの利益率は良くても20%くらいです。
リボ払いの利息は15%くらいらしいので、20%の利益を出していても、ほとんどが利息でもっていかれることになり、何をやっているのかわからない状況になります。
また分割払いも2分割までなら手数料無料で利用できますが、かなりしっかりとキャッシュフローを把握していないと破綻する可能性を高くなってきます。
また、クレカを使って仕入れをしていると、売上額がそこそこ大きい上に、支払いが1ヶ月先とかになってくると、手元に現金があるという錯覚に陥ります。
この錯覚に陥った時に、しっかりと資金管理をしていないと、経費やプライベートでお金を使いすぎてしまい、ほとんど利益が残っていなかったり、何なら利益以上にお金を使いすぎたりします。
そうならないためにもしっかりと売上、在庫、資金管理を行うことが必要です。
売上・資金管理に関しては、以下の記事を参考にしてください。
在庫・資金管理を正確且つ効率的に行いたいという方は、以下の管理ツールがオススメです↓僕が全部自分ひとりで作りました。
よくあるせどりの失敗⑨【その他】
思考停止
Twitterや無料コミュニティ等で流れている商品情報に飛びついて商品を仕入れたら、全然利益が出ず、赤字ばかりになった。
回避策
せどりは簡単ではあるんですが、それなりに頭を使うビジネスです。
誰かが流している商品情報で稼げるような簡単なビジネスではありません。
誰もが見れる環境で流されている商品情報は、皆が同じように仕入れてしまう可能性がある商品ということです。
皆が仕入れてしまえば、その時点では利益が取れる商品であっても、ネット上の供給量が急激に上がり、需要と供給のバランスが崩れ、大きく値崩れすることは確実です。
そういった場所で流れている商品情報は、実際に仕入れるのではなく、どういう値動きをするのか、どれくらいの人がそれを仕入れるのか、どういう商品だったら値崩れしなかったのか、等を研究すると良いですよ。
その上で、自分が商品を仕入れる際の判断材料の一つにすると良いです。
高額塾、高額コンサルが詐欺だった
すごく稼いでそうな発信者の高額スクールに入会したものの、どこにでも書いてるような内容のPDFを渡されただけで、全く稼げるようにならなかった。
回避策
せどりに限らずではありますが、ネットで稼ぐ系の高額商材には、詐欺的なものを多いのが事実です。
そういった商材を売っている発信者が信頼できる人なのかどうかを見極めるのは、実はかなり難しい…。
と僕は思ってます。
僕が高額塾やコンサルに入る時の見極めポイントとしては、
・無料で発信している情報の範疇でも稼げるか?
・情報弱者をターゲットとしたスクールではないか?
こういったところを見ています。
情報弱者をターゲットにしているかどうかの判断ポイントは、
・なぜかせどりでタワマンに住んでいる事をアピール
・あたかも簡単にすぐ稼げるかのように煽る
・デメリットの説明がほとんどない
こんな感じですかね。
ちなみに僕はこういう基準で選んでいるせいか、詐欺的なスクールやコンサルに引っかかったことはありません。
コンサルの見極め方は語りだしたらキリがないので、また別で解説しようと思います。
さいごに
以上、せどりのよくある失敗を列挙してみました。
ここには書いていないような小さな失敗もまだまだいっぱいあったりします。
せどりは、失敗無しに大きく稼ぐ事は不可能です。
色々な失敗を繰り返しながら、経験を積み重ね、どんどん稼げるようになっていきます。
ただし、絶対やってはいけない失敗(特に資金繰り、規約系、法律系)は、一度やってしまうと再起不能になりかねないので、ここの失敗談を参考に回避してくださいね。