どうも、あきひろです。
今回は、せどりで仕入れができないという人の原因と対策についてお話していきます。
せどりに置いて仕入れというのは、一番重要な部分であり、これができないとそもそもせどりでは稼げません。
いくら「販売に力を入れている!」と言ったところで、売れるものがなければ話になりませんよね。
仕入れが全然うまくいかないという人はこれを読めば、ご自身の原因がわかり、それに対策もわかるようになります。
仕入れがうまくいけば、せどりがとても楽しく感じられるようになりますし、何より自分の力で稼いでいるという喜びが増えるので、ぜひ最後まで読み進めてください。
仕入れができない人の共通点
私が今まで、仕入れがうまくできないという人を見てきて共通するなと思った部分を解説していきます。
回っている店舗数が少ない、効率が悪い
ほとんどの方はおそらくこれが原因です。
そもそも回っているお店の数が少ないです。
私の基準では初めのうちは1日に10店舗以上回るのは当たり前の感覚でした。
誤解がないように説明すると、もし当たりの店舗に遭遇したらその店舗にじっくり時間を使うことになるので、そういう場合は回れる店舗は少なくなります。
もちろん初めのうちは、そんなにポンポン利益商品が見つかるわけがないので、初心者の人ほど、一日に多くの店舗を回れるはずです。(休日に仕入れに行く前提で話してます。)
如何にして商品知識を増やすか、店舗の知識を増やすかという観点でできるだけ多くの店舗を回ることが重要になってくるということです。
あと、効率が悪い方も多いです。
例えば、近所に家電量販店が多くあるにもかかわらず、わざわざ近所じゃなくて数十キロ離れたホームセンターに行ってみたり、田舎の方が稼げそうだからと言って、田舎ばかり攻める人がいます。
確かに田舎などの遠征仕入れは、当たるとでかいですが、ハズレるとただ無駄に時間と交通費を浪費してしまいます。
初めのうちは近所を攻めるべきです。
効率も良いですし、何よりもいつでも気軽にいける距離というのは魅力的ですからね。
そもそもリサーチ方法が間違っている
これも原因としては多いと思います。
リサーチの仕方が間違っていれば、利益が取れるものでも取れないと判断して見逃している可能性があります。
間違ったリサーチ方法の具体例を挙げていきますね。
せどりすとやAmacodeのツールの使い方を把握しきれていない
最も多いのはこれでしょう。
せどりすとやAmacodeといったリサーチツールは設定が必要です。
この設定がうまくできていなければ、利益が取れるものも取れないように見えます。
特にAmazonで販売するせどり手法は、ほぼほぼFBAというサービスを使うことがメインになってきます。
このFBAを用いた販売の場合、自分で発送を行う販売方法とは手数料や送料の値が異なってくるので、設定を正確に行っていないと、利益計算が全くできません。
今一度設定を見直してみましょう。
自己流になっている
これも仕入れができない大きな原因の一つです。
自分の中での固定概念が強い人ほど自己流になりやすいです。
きちんとしたノウハウを実践し、基本を身に付けた上で応用を利かせていきましょう。
商品知識、ノウハウが少ない
仕入れられないのにはやはり商品知識の少なさというのは大きいかと思います。
私自信は最近は電脳せどりがメインになってきているので店舗に行くことは、極端に減りました。
そのため、久しぶりに店舗に行ったときは、やはり商品知識がかなり抜けてしまっています。
そういうときは、商品棚をパッと見ただけでは利益商品を見つけられないことが結構あります。
これはやはり商品知識が少ないからであって、商品知識をしっかりとつける必要があるということです。
また、せどりには、様々なノウハウ、手法が存在します。
日々、新しい手法がでてきたり、進化していますし、いろんな仕入れ方があります。
今でも私は、常に色々なノウハウを勉強していますし、色々なノウハウを組み合わせて独自ノウハウを作ったりもしています。
仕入れに行きながら、日々勉強することも大切ということです。
ただバーコードを読み取っているだけになっている
ただただ闇雲に、全頭検査をすれば良いと言うものではありません。
全頭検査とは、商品棚にある商品を端から端まで検索することを言います。
確かに初めのうちは、目の前にある商品は、端から端までバーコードを読み取って調べてみることは大切です。
しかし、ただ読み取って利益が取れる取れないだけを判別しているだけではその商品の特性や傾向もつかめませんし、そこから得られるものがありません。
商品を手にとって、検索して、どういった商品なのかということを意識しながらリサーチすることが大切です。
では、リサーチをしながらどういったことを意識すべきかを具体的に説明していきます。
利益が取れない商品を覚える
私個人としてはこれを意識することが一番大切だと思っています。
多くの人は利益の取れる商品を覚えることに注目しがちですが、私はそうではないと考えています。
いかに利益の取れないものを覚えるかということが私は重要だと考えています。
なぜかというと、いくら利益の取れる商品はどこにでもあるとはいえ、家電量販店やホームセンターなど、1店舗で取り扱っている商品数は何万点、何十万点と存在します。
その中で利益の取れる商品なんて数%、いや0.00何%くらいです。
これはもちろん、その店舗にもよって全然変わってきます。
お宝商品なんてそんなにゴロゴロとわかりやすく転がっているわけではないです。
なので利益が取れない商品を覚えることで利益の取れない商品ジャンルの傾向を掴むことができます。
そうすると、次回から、このジャンルは見なくても良いというふうにジャンルも絞れてきます。
また、利益の取れない商品が頭に入っているので、ふと見たことのない商品を見つけたときに、目に入りやすくなってきます。
利益の取れない商品知識が増えれば増えるほど、その店舗にあるほとんどのものが利益の取れないものと即座に判断ができます。
ということは、逆を言うと、利益の取れるもの(見たことのない商品)があったとき、目に入ってきやすくなります。
そういった商品を重点的にリサーチすることで、利益の取れる商品に遭遇する確率がグンと上がってくるというわけです。
商品の傾向を掴む
利益の取れない商品を覚えていけば、自ずと利益の取れる商品も頭に入ってきます。
一度、利益が取れる商品を見つけて、それを販売すれば、記憶に残りやすいからです。
そして、その覚えた商品がなぜ利益が取れる商品なのかということを考えます。
その商品の傾向や特徴を掴むことで、その商品から派生して、新たに利益の取れる商品を見つけることも可能です。
利益率・利益額を意識しすぎている
利益率や利益額にこだわるせどらーの人は結構多いです。
利益率20%以上のものしか仕入れないと決めている人もいれば、利益額が1000円以上ないと仕入れないと決めている人もいます。
これが一概に悪いとは言いませんが、何を根拠にそう決めているということを明確にする必要があります。
ただ闇雲に利益率20%のものだけを仕入れるとすると、大損をしている可能性があります。
例えば、利益率20%、利益額2000円で月に1,2個しか売れない商品と、利益率10%で利益額1000円しかないけど、月に10個以上売れる商品がそれぞれ複数あるとした場合を考えてみましょう。
仕入額は同じとした場合、利益率20%以上しか仕入れないせどらーの場合、2000円の利益が月に2個しか売れないので、1ヶ月の利益は4000円です。
一方利益率10%でも仕入れを行うせどらーの場合、1000円の利益が月に10個は売れるので、1ヶ月で1万円の利益が得られます。
利益率20%では4000円しか利益を得られませんが、利益率10%でも仕入れた場合は、1万円の利益を得られます。
もちろん、資金が潤沢にあるのであれば、両者とも仕入れれば良いです。
しかし、資金に限りがある場合、短期間のうちに手元の資金を増やす最善はどれかということをしっかり考えて仕入れを行う必要があります。
私が利益率・利益額以上に大切だと思っていることは、商品の回転率です。
回転率は、その商品の売れ行きと実際に自分が出品した商品が売れるスピードです。
モノレートでランキングの波形を確認して売れ行きだけを見ても、出品者の数によって、自分の商品が売れるスピードは変わってきます。
このランキング波形で、この出品者数の増減だと、大体1ヶ月でどれくらいの個数が売れるのかということを判断した上で利益率利益額を考慮して仕入れるようにします。
こうすることで、赤字になる可能性も低くなり、仕入れもうまくいき、利益も安定します。
地域性や自分の特性に合っているのかどうか
せどりには様々なノウハウがありますが、やはり地域の特性によって使える使えないが多少はあります。
良い店舗が近くにあったとしても、田舎であれば、店舗数は限られますし、人口の数からも店舗の商品の入荷数もそんなに多くないでしょう。
そうなれば、近所の店舗だけでは稼げる額に限界があります。
こういう場合は、電脳せどりのノウハウも取り入れたり、行動範囲を広げることも必要になってきます。
また、自分の性格や得意分野によって、合うノウハウ合わないノウハウもあります。
例えば、店員とのコミュニケーションが苦手な人に、値引き交渉のノウハウを勧めても、ただただストレスですし、モチベーションが維持できないと思います。
実際私は値引き交渉が苦手です(^^;
ぜひ色々なノウハウを実践してみて、自分の合ったノウハウを見つけてみてください。
はじめのうちはジャンルを絞ってみる
いくら商品知識をつけろと言っても、膨大な数の商品を覚えることは至難の技です。
なので初めのうちは、特定のジャンルに絞ってリサーチをすることをオススメします。
例えば、ゲームのジャンルだけに絞って、ひたすらゲームだけをリサーチします。
ゲームに絞れば、検索する商品は、大きく分ければプレイステーションの商品、任天堂の商品くらいになってきます。
これだけ絞ってリサーチすれば、ゲームソフトの特徴や値段の特徴もつかめてくると思います。
もちろんご自身にあったジャンルをまずは選んでください。
自分は家電が好きだから家電ジャンルに絞る!とかでも良いです。
ライバルを研究する
まあこれはあまりオススメはしませんが、結構大事です。
なぜかというと、同ジャンルでせどりをやっていると、仕入れるものにかなり共通点が出てくるからです。
そのジャンルで仕入れやすい商品というような特徴があるからです。
その特徴を掴む一番の早道は、ライバルリサーチです。
ライバルを研究することで、見えてくるものは多いです。
・どんなものを仕入れて売っているのか。
・どういった店舗に行っているのか。
・どこを見ているのか。
店舗で同じようなせどらーを見つけたら、どういうものをリサーチしているのかこっそり見えないところからチェックしてみるのもありです笑
もちろん、そのせどらーにも店舗にも迷惑がかからない範囲でやってください^^;
結構大事だけどオススメしない理由は、私自身それをされたらちょっと嫌だからです笑
仕入れてて、後ろつけられてたら嫌でしょ(^^;笑
遠征してみるのも良いきっかけ
遠征ばかり行くのもどうかと思いますが、遠征に行くのは良いきっかけになることがあります。
自分の地域にはあまりない商品でも、他の地域に行ってみると実はいっぱい残っていたりする場合があります。
その地域によって住んでいる人の特性、年齢も違うので、売れやすい商品売れにくい商品というのがあります。
この地域の特性を活かし、自分の近所では売り切れているものでも、他の地域では残っていたりするので、仕入れすることができます。
そういう仕入れ方をするのもありですし、違う地域で獲た情報を自分の近所の店舗でも活かすということも使えるノウハウです。
リサーチの日と仕入れの日を決める
これは今でも店舗に行くことがあったら決めていることですが、リサーチの日とガッツリ仕入れる日というのを分けています。
モチベーションを維持するにはこれはかなり重要ですね。
例えば、今の私の状態であれば、店舗にあまり行っていないので商品知識は少なめです。
なので店舗でガッツリ仕入れを行うために、どこか一日リサーチの日を作ります。
これはインターネットでリサーチすることも含めますが、実際に店舗に回って、リサーチを行い、今現在の店舗の状況、新製品の情報、何が品薄か、何が安くなっているのか、といった情報を取りにいきます。
そしてそういった情報を取っているうちに、利益の取れる商品を見つけたり、有益な情報を手に入れたりすることができます。
そして、その情報を元に後日、ガッツリ仕入れに行く日を作ります。
こうするだけで、仕入れられる商品を見つけられる確率は上がりますし、何よりストレスなく仕入れを行うことができます。
まとめ:大事なことは自分で考えること
長々と記事を書いてきましたが、せどりで仕入れができない人は、行動量と正しいノウハウの実践、そして何より自分の頭で考えるということができていない人が多いです。
このポイントさえ押さえれば、まず間違いなく、仕入れることは可能です。
もちろん人によって時間はかかるかもしれませんが、うまくいかないときほど、「どうすれば仕入れができるか」ということを考えながら行動するようにしていきましょう!