・電脳せどり仕入れでおすすめのツールは何?
こういったお悩みをお持ちの初心者電脳せどらー向けにおすすめツールを紹介していきます。
記事の信憑性について
僕のせどり歴は7年ほどです。
開始1ヵ月目が月商55万円で、最高年商6700万円、最高月商が1710万円(AmazonとYahooショッピングの合算)です。(詳しくはプロフィール参照)
過去に1年間せどりスクールの講師を担当。
約150人の人にセミナーや仕入れツアーを実施してきました。
取扱ジャンルは、オールジャンルですが、基本的に新品オンリーです。
新品せどりがメインですので、中古せどりの方にはあまり参考にならないかもしれません。
現在は、組織化・外注化により店舗仕入れ9割を自動化。僕自身は電脳せどり9割、店舗せどり1割くらいで仕入れをし、残りの時間はコンテンツづくり、発信活動をしています。
電脳せどりの仕入れで必須なツール3選
電脳せどりで必須になってくるツールは実はかなり少ないです。
がっかりさせてしまうかもしれませんが、ツール自体がそもそも無くても仕入れができます。
という人は多いですが、以下の無料で使えるツール、というかWEBサイトがあれば基本的には事足ります。
①Keepa or DELTA tracer
以前はここでモノレートというツールというかサイトをご紹介していましたが、モノレートは2020年の6月でサービスが終了してしまいました。
モノレートはせどりにおいて必須ツールでしたが、このサービスとほぼ同等のものがKeepaとDELTA tracerです。
KeepaとDELTA tracerで主に何ができるかというと、
- 価格変動の確認
- 売れ筋ランキング推移の確認
- 出品者増減の確認
といった情報です。
これらの情報を確認することで、商品の回転率、いくらで売れているのか、今後の価格変動の予測等を行うことができます。
見つけた商品がAmazonといくら価格差があったとしても、本当にその価格で売れるかどうかの判断ができなければ、ただのギャンブルです。
Keepaやデルタトレーサーで情報を確認することで、限りなく赤字や不良在庫リスクを減らすことが可能になります。
僕のオススメとしては、Keepaです。Keepaは事細かに情報を確認することができるので、モノレートがなくなった現在はこれが一番信頼できるツールです。
ただし、Keepaはランキンググラフの表示が有料版のみとなっています。
月額2000円くらいのツールなのでせどりでしっかり稼いで行きたいという人には有料版をオススメします。
「無料にこだわる!」という人は、デルタトレーサーを使いましょう。
ただしデルタトレーサーにも有料版が存在するので、無料版のデータの精度はあまり良くない可能性があることと、いつ無料版のサービスが終了してもおかしくない状態と思っておいた方が良いです。
Keepaの詳細な使い方については以下の記事を参考にしてください。
DELTA tracerは以下から利用できます。
②FBA料金シミュレーター
FBA料金シミュレーターは、正確な利益計算をする場合に必須です。
このツールは、Amazonが提供しているサービスなので、利益計算がかなり正確です。
正直なところ、Keepaと、FBA料金シミュレーターさえあれば、電脳せどりはできちゃいます。
③Google Chromeの拡張機能
Keepaと料金シミュレーターでことが足りるとはいえ、電脳せどりのリサーチには時間がそれなりにかかります。
それを効率化するためにツールを使います。
ツールに依存し過ぎると、電脳せどりで大きく稼ぐことは難しいです。
効率的に仕入れを行うために使うものであって、それがないと絶対仕入れができないかというとそうではないということです。
そして、基本的にはこのGoogle Chromeの拡張機能があればOKです。
最低限必要な拡張機能は以下の通り。
✔モノサーチ
モノサーチは、各ネットショップへのリンクボタンや、モノレートボタン、JANコードコピーなど、かゆいところに手が届くツールです。
ライバルの在庫数も一発で目視確認できる点は、まじで神ツール。
相当な時短効果があります。
若干、読み込みに時間がかかりますが、これがあれば相当効率化できるので、導入しない手はないです。
もちろん、無料です。
✔Search Bar
Serch Barは、各ネットショップや検索サイトでの、該当商品の検索をボタンを押すだけで表示してくれる拡張機能です。
ほぼモノサーチの機能と被っているので、不要といえば不要なのですが、モノサーチは、リンクボタンの設定数に限界があるので、モノサーチで設定しきれなかったリンクボタンをこのSerch Barでまかなうことができます。
さらにモノサーチと比べると相当読み込みが早いので、素早く他店ネットショップのリサーチ等をしたい場合は、Serch Barの方が便利です。
✔Keepa(キーパ)
Keepaは、モノレートよりもさらに精度の高い、ランキング波形等を確認できる拡張機能です。
※残念ながらランキング波形等は、有料版でしか見れなくなってしまいました(T_T)
有料版詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています↓
さらに、Amazonの商品の価格変動の追跡もしてくれます。
これを設定しておけば、希望の価格まで値下がりした時に、メールで知らせてくれたりします。
利益が出る価格で誰かが出品してきたら、その商品を刈り取る、といった電脳せどり手法にも使えます。(初心者にはあまりおすすめしませんが^^;)
✔Amazon FBA Calculator Widget
この拡張機能は、FBA料金シミュレーターへ一発で飛ぶことができる拡張機能です。
ただ単にシミュレーターへ飛ぶのではなく、カートボックスの価格を入力し、利益計算ボタンまで自動で押してくれます。
FBA料金シミュレーターは、本来であればいちいち価格を入力しなくてはならないので、この拡張機能のおかげで大幅に時短が可能ですね。
✔AMAZON.CO.JP 検索&右クリック
これはページのテキストを選択した際に、右クリックでそのテキストでAmazon検索をしてくれるボタンです。
基本的には、モノサーチやSerch Barで行うことですが、いちいちリンクボタンまでカーソルを移動したりするのが面倒に感じる場面が多々あります。
そういうときに、右クリックからAmazonに飛べるようにしておくと、カーソル移動の手間が減ります。
そこそこ便利なので僕は使っています^^
✔アマキパ
アマキパは、上記ツールではできない部分を補ってくれるようなツールです。
具体的には、商品検索ページ等にKeepaグラフを表示しれくれたり、keepaやFBA料金シミュレーターへのリンクボタン一覧を表示してくれたりと、特に設定不要で便利なボタンを追加してくれます。
特にこのツールの優秀なところは、FBA料金シミュレーターの利益計算をさらに正確に表示してくれるところです。
FBA料金シミュレーターは、Amazon公式のツールですが、実は利益計算が若干間違っています。
どこが間違っているかと言うと、販売手数料に消費税が含まれていないところです。
実際に販売したときにはこの販売手数料に消費税分が引かれた上で入金されます。
アマキパではこの消費税も引いた上での利益計算を行ってくれるので、非常に正確です。
僕が今現在使っている有料ツール
今現在、僕が使っている有料ツールを載せておきます。
ここで紹介する3つの有料ツールは、もはや切っても切り離せないくらい、管理上必須ツールなので、値上げされても使い続けると思います笑
せどりすとプレミアム
仕入れのために使っている有料ツールはこれだけですね。
これ意外と知らない人が多いかもしれませんが、せどりすとプレミアムは電脳仕入れでも使えます。
せどりすとプレミアムには、電脳リサーチ用の拡張機能があり、それを使うことで、電脳せどりを店舗せどり風にリサーチをすることが可能です。
※詳細に関しては、別途記事にしますので、しばしお待ち下さい。
プライスター
プライスターは、管理、売上げアップツールですね。
基本的には自動価格調整のために使用しています。
メリットとしては、以下の通り。
- 管理画面が作り込まれていて非常に見やすい
- 売上、利益管理もしてくれるのでおおよそのリアルタイムの利益額がわかる
- 評価依頼を自動で購入者に送ってくれる
- 出品・納品機能もついている
- サポートがめちゃくちゃ親切&スピーディー
デメリットはというと、、、使っていてもあまり見当たりません^^;
強いて言うならば、組織化した際などに、アカウントを複数作れるとなおよしですね。
このへんは、プライスターさん側で現在も随時バージョンアップ中のようなので、今後さらに使い勝手はよくなりそうですね。
クロスマ(旧アマヤフ)
クロスマ(旧アマヤフ)は、ヤフーショッピングでの販売のために使用しています。
本来、ヤフーショッピングは、Amazonと違い、自分のショップページや商品ページを自前で作らないといけません。
しかし、このクロスマを使うと、そういった専門的な作業が一切不要になります。
通常は、多少のHTML等のサイト構築技術が必要になってきます。
しかもせどりの場合は、商品の種類が多いため、いちいち商品ページを1個ずつ作っていては、膨大な時間がかかってしまいます。
このクロスマを使うと、Amazonで出品している商品をボタン一発でヤフーショッピング内にページを作ってくれます。
ヤフーショッピングのショップページを一から作っている人からすれば、衝撃的な時短でしょうね。
おそらく、100分の1、いや1000分の1くらいの効率化が見込めます。
さらに、ヤフーショッピングで売れた商品は、自動でAmazonのFBA在庫から、マルチチャネルサービスを使って、自動発送処理してくれます。
控えめにもこのツールは神ツールです笑
これのおかげで僕は、Amazon以外の販路を増やすことに成功しました。
ぶっちゃけAmazonの販売先がダメになってもヤフーショッピングで売れるのでなんとかなります。
デメリットとしては、ちょっと管理画面が見づらいかなーってことくらいですね。
月額料金もちょっと高めですが、ヤフーショッピングを外注で構築・運用することを考えれば相当安いかと思います。
自動リサーチツールは基本的に不要
ひょっとするとこのページに辿り着いてくれたあなたは、
と思っているかもしれませんが、残念ながら僕はそういったツールを今のところ使っていません。
僕の中での有料ツールの位置づけは、
- さらなる効率化
- 管理の手間を減らす
という位置づけで使用しています。
あと、有料の自動リサーチツールは、ライバルも多く使っているため、リサーチ結果が被ることが多く、同じ商品を狙いがちになってしまいます。
そうなってしまうと、価格競争にほぼ巻き込まれ、大きく利益を得ることは結構難しくなってきます。
もちろん使い方ひとつで、効率的に利益をあげられるようにすることも可能ですが、それはあくまで、せどりの経験値や熟練度が高い人にできることだと考えています。
まずは地道なリサーチが大切かなと、僕は考えています。
過去に使っていた有料ツール
と言っておいて、僕も過去には自動リサーチ系ツールを使っていました^^;
僕が過去に電脳せどり用に使っていた自動リサーチ系ツールを念のため紹介しておきます。
トレジャーパーフェクト
トレジャーパーフェクトは、プレミア商品リサーチツールです。
過去にはこれをかなりヘビーに使ってましたね。
使い方が簡単且つ、応用的な使い方も結構できたので重宝していました。
また、このツールは僕が過去に講師をさせてもらっていたせどりスクールの天野裕之さんが開発されているツールです。
モノレートが利用できた頃は、無料でプレミア商品のリサーチができていたので、このツール自体を使わなくなっていたのですが、今現在モノレートがサービス終了してしまったため、無料でプレミア商品を効率的にリサーチする方法がありません。(色々調べている最中ではありますが…)
という観点からも、現状プレミア商品リサーチをしているせどらーはかなり減っていると思うので、このツールを使ってリサーチするのはかなり有効かと思っています。
特典もかなり充実していて、これからせどりを始める方にもかなり有益です。
まとめ
まとめると以下の通りです。
- 電脳せどりで必須ツールは以下↓
- Keepa or DELTA tracer
- FBA料金シミュレーター
- Google Chromeの拡張機能
- 過去使っていた有料ツールは以下↓
- 使える有料ツールは以下↓
- 自動リサーチツールは基本不要
最後に一言つけくわえておくと、自動リサーチ系のツールってAmazonの仕様変更が入ると一気に使い物にならなくなったりします。
こういう観点からも、ツールはあくまで補助なのです。
初心者さんほどここを意識して電脳せどりを行うことで、基礎が身につくので、仕入れに困ることも少なくなりますし、何よりライバルとあまり戦わない仕入れができます。